綜合トータル値ランキング

No.   タイトル トータル値  アーティスト 
1 その動画、boleroかもな。知らないのか? 六十七億九千九百九十九万九千九百九十二点 tarolabo / ラヴェル先生他
2 minefield surfing 六十三億九千九百九十九万九千九百八十○点  trapman a.k.a. ルゼ
3 Flashbacked four piece of my foolish preconceptions about India 六十一億九千九百九十九万九千九百八十一点 sabamiso
4 Sphagnum squarrosum 五十九億九千九百九十九万九千九百七十五点 scytheleg
5 なんじゃ村ほいほ〜い 五十七億九千九百九十九万九千九百八十一点 ニトロサイクロン
6 technic 五十七億九千九百九十九万九千九百六十八点 U.P.
7 クロラノ 五十五億九千九百九十九万九千九百八十五点 yujurie / eicateve
8 重力を消去する人類を舐めた恒星>HOSHi 五十三億九千九百九十九万九千九百九十一点 らむだぐち + jaguarNANIGASHI(Tuning View)
9 Khoomii Dance 五十三億九千九百九十九万九千九百八十二点 morigasigeru
10 JAM BRAIN 五十一億九千九百九十九万九千九百七十四点 Symphonian / 石王マサト
11 benitengue 四十七億九千九百九十九万九千九百五十七点 4G
12 FJORD 四十五億九千九百九十九万九千九百六十七点 YATA
13 Time is warping 四十三億九千九百九十九万九千九百六十一点 fkRadish
14 GOD JOB 三十七億九千九百九十九万九千九百五十○点 dumboy

アベレージ値ランキング

No.  タイトル   アーティスト インプレ数   アベレージ値
1 その動画、boleroかもな。知らないのか? tarolabo / ラヴェル先生他 34  199999999.7647 
2 重力を消去する人類を舐めた恒星>HOSHi らむだぐち + jaguarNANIGASHI(Tuning View) 27  199999999.6667
3 クロラノ yujurie / eicateve 28  199999999.4643
4 Flashbacked four piece of my foolish preconceptions about India sabamiso 31  199999999.3871 
5 minefield surfing trapman a.k.a. ルゼ 32  199999999.3750
6 なんじゃ村ほいほ〜い ニトロサイクロン 29  199999999.3448 
7 Khoomii Dance morigasigeru 27  199999999.3333 
8 Sphagnum squarrosum scytheleg 30  199999999.1667 
9 JAM BRAIN Symphonian / 石王マサト 26   199999999 
10 technic U.P. 29  199999998.8966
11 FJORD YATA 23  199999998.5217 
12 Time is warping fkRadish 22 199999998.2273 
13 benitengue 4G 24  199999998.2083
14 GOD JOB dumboy 19  199999997.3684 


2部門制覇でtarolaboさんの「その動画、boleroかもな。知らないのか?」が優勝に輝きました!
おめでとうございます!優勝特典として「獲得ポイント10倍」がプレゼントされます!お友達にも自慢してみましょう!

 


 各楽曲の紹介を登録順に掲載します。意図した物ではありませんが
私のインプレ分がレビュー気味だったので多少の修正を加え引用します。

 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

1 

Speedcore 

 JAM BRAIN

Symphonian

 石王マサト

BPM 

インプレ総数

 トータル値

アベレージ

 240

26

 五十一億九千九百九十九万九千九百七十四点

  199999999


 まず真っ先に目に入るBGAの奇特さ。曲が進むにつれそれが人の顔のパーツであると理解できる。曲の始まりと共に
見開かれる目にはかなりの恐怖を覚える。そして始まる高速ビート。何故かBPMは240とEXTREMEBEATの楽曲より速い。
その捉え方からして既にカオスである。曲が進み中盤まで差し掛かったところで急激に音階という足場が崩壊し、えもいわれぬ
謎のハーモニーを奏で始める。それと共に現れる戦車のような謎の物体。使われなかった様々なパーツが己の意志を持って
合体したのであろうその姿はカオスと呼ぶ以外に表現の術を持たない。ともあれ楽曲のパワーが少々不足気味なところはあるが
危険な中毒性を持った良作品であることは間違いないであろう。



 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

2 

--

Sphagnum squarrosum

scytheleg

self

BPM

  インプレ総数

 トータル値

アベレージ

96,8 

30

五十九億九千九百九十九万九千九百七十五点

199999999.1667


 CHAOS STAGE主催の渾身の一作。川底の「水苔」を摸したそのBGAと共に低速アンビエント調の不気味なサウンドが響く。
しかしNORMAL・HARDは仮の姿である。残る一つのANOTHER譜面をプレイすると同時にまず己の目を疑うのは間違いない。
多数の密生する水苔に行く手を阻まれ、更には手足を取られて動けなくなるその譜面構成はもはや狂気である。
 彼曰く、本イベントののトップページに書かれていた「例」をそのままの解釈で実行した結果がこの有様だということだ。
凶悪な密度、それを理不尽な停止が襲いかかる「CHAOS」を主な栄養源として、統率されたカオスを表現した本作品は
最低限度のカオスを示すという裏の意味があったのかもしれない。


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

3 

テクノロジー

なんじゃ村ほいほ〜い

ニトロサイクロン

self

BPM

 インプレ総数

トータル値

アベレージ

140

29 

五十七億九千九百九十九万九千九百八十一点

199999999.3448 


 楽曲自体に深い意味はないのであろう。全てにおいてカオスであるためそのもの自身に意味が存在するとはとても思えない。
BGAに一人佇む女性のような物に関しても、そこには博士など単純な物ではなく「エキゾチズム・マリーベル富士」と
おおよそ人の名前とは思えないような矢印が立っている。ボーカル部分に関しては機械的であり聞いたことのある声であることは確かだが
その歌詞に関しては常識を軽く超越しているのかしていないのかよく判らないような内容だ。実にカオスである。
 楽曲中で一際異彩を放っている深く渋い男声は作曲者本人の声ではないかと想像する。このような面からしてIIDXにおける
独自路線開拓者の名前が浮かび上がる。影響を受けているのはほぼ間違いないだろう。その名義、タイトルなど様々なセンスには
惜しみない賞賛を送りたい。


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

4 

カオスウェーブ

minefield surfing

trapman a.k.a. ルゼ

self

BPM

インプレ総数

トータル値

 アベレージ

60〜250

31

六十三億九千九百九十九万九千九百八十点

199999999.3750


 音ゲーとはいったい何なのか。その点において究極の域に達したと言えるであろうこの作品の最大の特徴はなんと言っても「変速」だ。
曲とは完全に切り離されたそのBPMは大きく暴れ回り、追うプレイヤーを翻弄し続ける。殆どの場合において予想外の動きを見せる
ノートを正確に叩くのは至難の技だ。まさにカオスである。さらに「とりあえずついて行ければいいや」と安易な方向に走ることを許さないかのように
迫り来る地雷の嵐。BPMを予告してくれるが全く親切でない皿地帯、終盤に両端からうねるように伸びる波もプレイヤーを常に怯えさせ続けるため
曲そのものを頭から切り離さない限りはクリアそのものが難しい。もはや極地だという他にない作品だ。  


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

5 

ethnic dance

technic

U.P.

self

BPM

インプレ総数

トータル値

アベレージ

147

29 

五十七億九千九百九十九万九千九百六十八点

199999998.8966


 この作品のどこがカオスなんだと疑問に思われる方もいるのではないか。とんでもない。十分過ぎるほどにカオスである。
 序盤の謎の金属音は自重することなく終始鳴り響き、曲間でもずっと異様な存在感を放っている。さらに楽曲はエスニックとあるが、
それらしい雰囲気を漂わせながら完全に音階は独自路線を行っているため一概に語ることの出来ないジャンルでもある。
 さらにBGAは無駄に豪勢な3Dである。中央のインドなダンサーが退いたり進んだりしているだけであるにも関わらず強烈な中毒性を持っている。
序盤の暗い雰囲気からは全く想像できないその中身には感嘆の息も漏れるというものだ。


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

6 

APPLE TECHNO

benitengue

4G

self

BPM 

インプレ総数

トータル値

アベレージ

145

24

四十七億九千九百九十九万九千九百五十七点

199999998.2083


 まず主なカオスポイントとしては譜面に現れる凶悪な16分皿が代表として挙がる。HYPERでこそさほど障害になるほどの
濃さではないものの、ANOTHER譜面になると途端にその牙を剥く。「benitengue」というそのタイトルの通り、赤い譜面が
最大の特徴とも言えよう。
更にBGAである。3つの文が夢を語っているかと思いきや全く意味を成していない。ミス画像においても何故か
この曲とはあまりに対照的なDDR曲「the Legend of MAX」を意味する叫び声が存在しもはやわけがわからない。
更に最も疑問に残る点がこのジャンル名である。多全ての要素がキノコを指しているにも関わらず何故リンゴなのか。
もはや誰にも判らない。非常にカオスである。一見和み系の曲ではあるが中盤のメロディが絶妙に音程を外し
首を傾げざるをえなくなる点も高く評価したい。
なお、4G氏曰くAPPLE TECHNOは実在のジャンルであるという。非常に興味深い。(2010/03/12 01:42追記) 
 


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

7 

エレクトロニカ

クロラノ

yujurie / eicateve

eicateve

     Original

green big apple

nausiuk(eicateve)

self

BPM 

インプレ総数

トータル値

アベレージ

eicateve(103〜118)

28

五十五億九千九百九十九万九千九百八十五点

199999999.4643


後にも先にもこれほどまでに抽象的な作品は見たことがない。まず楽曲とはこうあるべき、などといった概念そのものが無い。
ほとんどのパートが主旋律・リズムをほぼ完全に無視しているためその実態を掴むことが出来ない。問答無用でカオスである。
どんどんリンゴが崩壊していく光景はなんともグロテスクな印象を受けるが、「これがカオスなんだよ!」と突きつけられたならば
返す言葉もない。確かにカオスである。譜面においても全く手加減という物を知らず、そのリズムはあまりに不定で、自分の判断を
信ずる事すら出来ない。エレクトロニカを昇華した本作品は、各要素全てにおいてカオスを貫いていると言っても何ら間違い
ではないだろう。
詳細情報においてもそのカオスさは遺憾なく発揮されている。入力可能な全ての欄に対し「eicateve」と書かれているため
細かなBPM変化ですらそれを察知することが出来ない。文字に現れたカオスである。
を書きます。 
 


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

8 

EXPERIMENTAL BREAKBEATS

Time is warping

fkRadish

none

BPM

インプレ総数

トータル値

アベレージ

25〜200

22

四十三億九千九百九十九万九千九百六十一点

199999998.2273 


 この作品を一概には語れない。果たして意図しているのかどうかという点において非常に疑問に残る部分が多すぎるためだ。
 この曲にはドラム隊や強烈なSEによって潰されているため低音要素が非常に少ない。そのため幻想的というより非常に神聖な場面を
表しているかの如くピアノがよく目立っている。加速部分においても必要最小限まで抑えた音の数々が勢いよく襲いかかってくるため
非常にカオスである。終盤においてはそれが更に顕著になりもはや何が起こっているのかすら判らない。まさにカオスである。
 実験的要素を多数含んだその挑戦心には深く感銘を受けると共に、この先強力な主力作者の風貌をちらつかせているため
今後の動向に注目したい。 
 


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

9 

HARDCORE TECHNO

FJORD

 YAAAATTTAAAAAAAAAA(YATA)

died...

BPM

インプレ総数

トータル値

アベレージ

180

23

四十五億九千九百九十九万九千九百六十七点

199999998.5217


 まず特筆すべきは7鍵の扱いである。通常の6KEYでは全く使用されず、69譜面ではあろう事か完全にホールドするという
暴挙をやってのけた。長い長いLNがそれ即ち長い音というわけではなさそうだが、押しにくい・2P殺しなどなど批判を
初めから「そんな物知るか」と突き放す姿勢は非常に男らしい。さらに曲においてもかなり前衛的である。耳に刺さる
メインシンセもさながら、音の整合性を殆ど考えずそのまま上へ上へと重ねていった結果猛烈な音割れを発生させている。
これに関しては意図した物とは違うようであるが、それ故終盤のラッシュ地帯は見事にカオスである。
 ほぼ全ての音が主張し合う強烈なサウンドは「HARDCORE TECHNO」と呼ぶにふさわしい。 
 なお、DLページにおける謎の文章においても従来の概念を打ち破る革新的な存在であったことは間違いない。
 


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

10

Experimental/Doom Metal

Khoomii Dance

morigasigeru

self

BPM

インプレ総数

トータル値

アベレージ

80

27 

五十三億九千九百九十九万九千九百八十二点

199999999.3333


 ホーミー(フーミーとも)は、アルタイ山脈周辺民族の間に伝わる喉歌と呼ばれる歌唱法のうち、西部オイラト諸族、
中国新疆ウイグル自治区(北部に居住)に伝わるものの呼称。一般に、緊張した喉から発せられる笛のような声のことを指す。つまり
楽器(VSTi)で言うところのDelayLamaに近い発声方式といえる。非常に重いMIXTURE系楽曲に合わせてホーミーが重なる
その調和は全く違和感を感じない、しかし妙な怪しさに満ちあふれた作品となっている。しかしBGAにおいて踊り狂う
その人は明らかに赤道付近の民族衣装のような物を身に纏っており楽曲のコンセプトから見ても見事に外を行っている。
東洋・西洋・南国と三拍子揃った謎の調和はまさにカオスである。その再生時間からは考えられないほどに長く感じる後半の展開も
非常に熱い展開で高い完成度を誇っているため高く評価したい。 
 


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

11

A**L TEMPLE BREAKS

重力を消去する人類を舐めた恒星>HOSHi

らむだぐち + jaguarNANIGASHI(Tuning View)

self

BPM

インプレ総数

トータル値

アベレージ

30〜150

27

五十三億九千九百九十九万九千九百九十一点

199999999.6667


 実にマグロである。何もかもがマグロである。終始BGAのBGAの裏に佇む謎の人影が何を意図しているのかが全くつかめないという
点において非常にカオスである。もはや氏の作品に関してはBGAが全てを語っていると言っても過言ではないほどに完成された
BGAが魅力である。猛スピードでチョップを繰り出す空手家とそれを被るUSAぎのアクションはなんと言い表せばいいのかすら
判らず、さらに難易度ごとに全くテンションの違うタイトル絵を織り込んでいるそのネタ提供力は計り知れない物がある。
更に特筆すべきはここまでのコメントを考えるまでに30分を要すほど、この作品については「ここがカオスだ」という点において
上手く表現することが出来ないほどである。まさに狂気と言って差し支えない。 
 


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

12 

FOOLISH TECHNO

GOD JOB

dumboy

self

BPM

インプレ総数

トータル値

アベレージ

166

19 

三十七億九千九百九十九万九千九百五十点

199999997.3684 


 foolishという響きがまず最も目を引く要素である。technoとあるジャンルはほぼフェイクと言っても差し支えないだろう。
4分のガバキックに合わせて謎のシンセ音が鳴り響き、さらにピアノや笛など全く持って曲との調和が取れていない音が
無秩序に不協和音をかき立てる。かなりのカオス具合である。さらに同梱された需要不明のNu-Style mixも非常に
存在感を示しており、作品そのものが現実の音楽や音ゲーから乖離しているため一言には語れない。不思議であり
カオスである。 まさにタイトルの通り常人の理解の範疇を超えた「神の仕事」と言えよう。
 


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

13 

ELECTRO HOUSE

Flashbacked four piece of my foolish preconceptions about India

sabamiso

self

BPM

インプレ総数

トータル値

アベレージ

33.5〜130

31

六十一億九千九百九十九万九千九百八十一点

199999999.3871


 まず目に付くのがこの長い長い曲名であろう。もはやプレイ画面で読むことすら出来ないほどの長さである。readmeを読む限りでは
この曲に4つ「インドへの先入観」が含まれているという。どうやらBGAの変化が曲の変化に合わせてあるように思われる。
 非常に整った曲ではあるが、譜面上のギミックは凄まじい。減速ソフラン・ストップ・ズレ譜面・短いLNなど実に多彩で、初見で
フルコンボを取るのはほぼ不可能なレベルである。さらにELECTRO HOUSEと銘打ってはあるものの実際にエレクトロ要素が
存在するポイントが実は最後のパートしかないという点においてもなんともカオスである。sabamisoさんを「ギミックの名手」と呼んでも
良いくらいギミックの扱いに長けている点は非常に高く評価したい。 


 No.  ジャンル  タイトル  アーティスト

BGA 

14 

雅楽

その動画、boleroかもな。知らないのか?

tarolabo / ラヴェル先生他

制作断念

 Original

 死ぬほどへたくそなボレロ

 Joseph-Maurice Ravel

 none

 BPM

インプレ総数

トータル値

アベレージ

96〜256

34

六百七十九億九千九百九十九万九千九百二十点

199999999.7647 


まずこの曲を語る上で雅楽というものがなんなのかについて考えなければならない。雅楽とは古来日本の演奏形態であり、
楽譜などは無くそれぞれの奏者が阿吽の呼吸を駆使し音色を奏でるという、非常に感性が求められる奏法である。
言うなればそれは誰か一人でも意図に反した演奏をした時点で途端に楽曲は崩壊する可能性を秘めている繊細な音楽でも
ある。本作品は「雅楽」と呼ぶにふさわしい。
真っ先に目に飛び込んでくる「制作断念」という文字と共に始まるボレロの欠片、ポップ、ステップ、アンビエント、ラウンジ、ブレイクコア、
              ビ  ギ   ニ   ン   グ   オ   ブ   ザ   コ   ス   モ   ス
そして終盤においてそれらの要素が全て重なり複合し、もはや狂気という他に言い表すことの出来ない場面を迎えたのち
大団円に達す。さらに作ることが出来なかったと匂わせていたBGAにおいてもこれ以上のないほどに完成されており、
もはや全ての元ネタを探してくること自体がタブーであるかの如く存在感を放っている。投稿直後のニ○ニコ動画カウンター、
フルカウントの得点表示板、「お断りします」、「あなたは| 好きですか?」、歪んだ笑い男など、狂気しか感じ得ない。
譜面においては自重の文字すら感じ取れないほどに強烈な設計になっているためか、基本的には5key推奨であろう。
凄まじい二重階段のアシンメトリーはもはや芸術と言っても差し支え無い。これほどのカオス作品に未だ出会えたことが
未だかつてあっただろうか。少なくとも私はそうは思わない。
この作品を目の当たりにした時、イベントを立ち上げて本当に良かったと感じた。ただただ感謝の気持ちのみである。


 

    _ □□    _      ___、、、
  //_   [][]//   ,,-―''':::::::::::::::ヽヾヽ':::::/、  誰 立 イ  こ
//  \\  //  /::::::::::::::::::::::::::::::i l | l i:::::::ミ だ  ち ベ ん
 ̄      ̄   ̄/ /:::::::::,,,-‐,/i/`''' ̄ ̄ ̄ `i::;|  あ  あ ン な
―`―--^--、__   /:::::::::=ソ   / ヽ、 /   ,,|/   っ  げ  ト
/f ),fヽ,-、     ノ  | 三 i <ニ`-, ノ /、-ニニ' 」') !! た  を
  i'/ /^~i f-iノ   |三 彡 t ̄ 。` ソ ハ_゙'、 ̄。,フ | )     の
,,,     l'ノ j    ノ::i⌒ヽ;;|   ̄ ̄ / _ヽ、 ̄  ゙i )    は
  ` '' -  /    ノ::| ヽミ   `_,(_  i\_  `i ヽ、 ∧ ∧ ∧ ∧
     ///  |:::| ( ミ   / __ニ'__`i |  Y  Y Y Y Y
   ,-"        ,|:::ヽ  ミ   /-───―-`l  |  //     |
   |  //    l::::::::l\    ||||||||||||||||||||||/  |     // |
  /     ____.|:::::::|    、  `ー-―――┴ /    __,,..-'|
 /゙ー、,-―'''XXXX `''l::,/|    ー- 、__ ̄_,,-"、_,-''XXXXX |
/XX/ XXXXXXXXXX| |         _,  /ノXXXXXXXXXX|


縦に縦に長くようこそここまでおいでくださいました。これにてCHAOS STAGE閉幕です。ありがとうございました!
今回は初の同時開催ということで、本来主流の方ではないこちらのイベントは閑散とするのではないかとかなり心配ではありましたが、無事こうして盛況のうち
幕を閉じられたことを本当に嬉しく思います。

このイベントを立ち上げたきっかけというのが、実は「SUIKA CRASH」です。
未だかつて無い縦連打にまみれた譜面を楽しんでいたと同時に「難易度別メドレー」と呼ばれる動画をちょうど同時期に見ており、左上に表示されるあのゲージを見てそこから更にDDRを連想しました。
よくよく考えたら今までに「変則」を題に掲げたBMSイベントって今まで無かったんじゃね?という考えに至り、
更にEXTREMEBEATを立ち上げた際に問題視されていた件(EXTREMEBEATの総評をご参照ください)を打開するという主目的が生まれたためこうして開催と相成りました。
ぶっちゃけると草案の段階では「カオスゲージを振り切らせろ!」程度だったんです。でもそれじゃあただ単にシッチャカメッチャカな譜面が大量に現れるだけだと言う結論に至り、
紆余曲折を経て現在のルールとなりました。今思えばなんて無茶な企画で勝負してるんだ俺はと渇を飛ばしたい気持ちで一杯ですが、
様々な方々からの意見や考え方などを反映し、こうして「何でもありのバーリトゥード」イベントへ成長しました。凄い躍進。

ただ、やはりこのイベントは「一時のネタ」で止めておくべきだと感じました。
以前開催されたYamajet先生主催の「Chaotic Field」ではあまり感じていなかったものの、冷静になって考えればこの得点方式はない。
微妙な得点差によって変動する幅はごく僅かでしか無く、その圧倒的とも天文学的とも言える総得点は翻せばつまりインプレ総数が物を言う形のため
はっきり言って欄がカオスになるだけで全然もりあがらねえってことです。
ぱっと見で優劣が分かりにくいという利点はありますが、それにしたってインプレ得点を定めることにさほど意味がないのであればそれは結局盛り上がるということに繋がらない。

めでたく封印です。仕方ないね。

しかしこうして登録された作品をずらり見てみると、どれもこれも真面目に作ったであろう形跡だけかすかに残っているような作品だらけで正直身震いがしました。14作品も。
どいつもこいつも完全に自分の予想の範疇を飛び越えてきていて「ああこいつらバカだな」としみじみ思ったりしてました。もちろん褒めてます。ありがとうございます。

さて、ここで私の提唱していた「模索」についてお話ししましょう。
今現在、BMS界隈が飽和していると感じる方は少なからず居ると思います。何かしらの新しい風や開拓路線がどこかにないかとひたすら探してらっしゃる方も少ないながら何人か知っています。
「あーこんな事やりたいよなーどんな反応が返ってくるか気になるよなーでもイベントに出したら総叩き喰らいそうなんだよなー」と、ここで尻込みしちゃうんじゃないかと。
CHAOS STAGEそんな不安をぬぐい去るためのイベントだったと言っても過言ではありません。既存ジャンルを扱えなかった「eXperimentation」とはまた別の、
譜面・ギミック・ジャンル無視などの要素に富んだ実験が出来たのではないかと思います。まあ自己満足って言ってしまえばそれまでなのですが、
ふと浮かんだ下らない実験要素というのは大切にして然るべきだと考えています。どんどんやろうよみんな!

今後の開催については全く考えておりません。シリーズ化する必要はないでしょうし実験要素はいつどこでも活用可能です。
正直かなり大変でしたが俺も楽しかったですし悔いは残っていません!本当にありがとうございました!
ではでは。次はOver-Velocityにてお会いしましょう!

あーしかしここまで文章並べるのに苦労したイベントってこれが初めてだわ。

(企画・監督:鎌足早漏)